11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:747
ナイス数:33
黄色い犬の感想
図書館返しに行く前に急いで読んだ。めっちゃいい話。ちょっと泣きそうになった。温かみのある絵と言い、優しい言葉遣いといい、癒される。小さい頃の思い出とか思い出して、寂しいようなあったかいような気持ちにさせられた。またあの子たちに会いたいと思う。押し入れ、探そうかな。
読了日:11月26日 著者:田中 渉
高校の勉強のトリセツ 三訂版の感想
勉強のやる気を出す為、ちまちまと読み進めていたのだが、ようやく読み終わった。保護者向けでなく生徒向けの本で、漫画ページがあったり分かりやすく色が付いていたりする。同シリーズの中学生版を読んだことがあり、高校生になった今こっちも読んでみようと思い借りてきたのだが、中学生版の時の生徒が教える側に回っていて面白かった。付録として、勉強計画や勉強時間の記録などできるページがついているので、借りるのでなく購入して読んだ方が良いかもしれない。計画の立て方から勉強方法、やる気の出し方まで丁寧に書かれているのでオススメ。
読了日:11月05日 著者:船登 惟希,山下 佳祐
あの日、ブルームーンに。 (teens' best selections)の感想
蒼井くんとの日々、ときめきが止まらん…! ニヤニヤする口元を隠すよう、片手でページをめくりながらもう片手で口押さえて読み切った。最初のぼっちな中学生活と高3になって変わったことの数々には心にクるものがあったが、蒼井くんとの素敵な青春を思えば心の底から読んで良かったと思う。作者が現役の学生なのかと思うぐらいリアルな学生描写に惚れ惚れしたし、もう一度学生を味わいたい人とかに読んでほしい。きっと色々思い出すから。(最後はハッピーエンドだったので、後半のキツい展開で読むの辞めないで!ぜひ最後まで読んでください!)
読了日:11月04日 著者:宮下 恵茉
リストランテ アモーレの感想
題名に惹かれて読むことに。お洒落なリストランテのお話かと思いきや、店に通う女達とシェフの複雑な心情を描いた作品だった。章ごとにメニュー表(小洒落た料理名。加えて、どんな女が出てくるか。)を用意されているのが魅力的。メニュー表に載っている女に関する話がその章で紡がれるのだが、章ごとに視点が変わる為オムニバス形式のように楽しめる。誰視点なのか明確に表現されている訳ではなく、呼ばれた名前や考え方によって予測する必要がある為頭を使って読まなければならず、それがまた新しい。結末は、誰に感情移入したかで変わるだろう。
読了日:11月03日 著者:井上荒野
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